RAW現像で思い通りの写真に仕上げよう!

これからカメラを始めようかな?もしくはカメラを始めて日が浅い方に是非知っていただきたいもう一つのカメラの魅力をお伝えできればと思っております。

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写真の記録形式はどうしてますか??

唐突ですが写真を撮る時、記録形式はどのように設定していますか?
買ってきたまま撮影するとJPEGと言って普段パソコンやスマホで見ている画像と同じ形式で保存されると思います。
どんなパソコンやスマホでも表示できるのがJPEGの強みです。
じゃあ初期設定のままJPEGで記録されてればいいじゃん!と思うかもしれませんが、表示に関しては万能でも、編集に関しては向いてないのです。
様々な機器で表示させれるよう、表示上不要なデータは破棄されて必要なデータしかないので明るくしたり、色見変えるとすぐ破綻してしまうのです。
そのデータが破棄される前の状態がRAWだと思ってもらって間違いありません。

RAWとJPEGの違い

よくRAWとJPEGを料理に例える人を見ます。
それはRAWが食材でJPEGは調理後の食べれる状態のことを指しています。

カメラでJPEG撮影したときに出てくる写真は、言ってしまえばメーカーが指定するレシピでカメラ内部で調理してる、レストランの料理みたいなイメージです。
自分好みの味付けであればこれでもいいでしょうが、違ったときに何かするにもコショウなどの調味料を入れるくらいしかできないと思います。
そしてやり過ぎると味がおかしくなるのと同様で、JPEGでちょっとした風味付けはできるかも知れませんが大きく明るさや色見を変えると写真が変になり、すぐ破綻してしまうのです。

一方材料の段階から自分の好みに味付けしていくことができるRAWは、自分で1から味付けしていくので、仕上がりを自分の好みに近づけることができるのです。
ただし、レストランのように作ってくれる人がいない分、1枚の写真を仕上げるのに時間がかかりますし、うまくなるまで失敗することもあると思います。(料理と違って失敗しても食材は無駄になりませんが笑)
ただその分思い通りの仕上がりになった時、うれしくないですか?

RAWだとなんでそんなことできるの?

言葉で赤は一文字かもしれませんが、薄い赤から濃い赤までものすごい量の赤がありますよね?
同じ物を撮影しても電球の光なのか太陽の光なのかによっても見える色が変わります。
それを調整するためにカメラにはホワイトバランスの設定項目があったりするのです。
JPEGでは撮るときに設定したホワイトバランスで記録されるので、赤なら一つの赤しかないですが、RAWだと様々な薄い赤から濃い赤まで一度に記録するので、あとから調整でどのくらい濃くするか、明るくするか等調整ができるのです。(その分データ量は大きくなります)
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この写真、一見青空と紅葉の写真に見えますよね?

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元の写真は薄曇り空で紅葉ではあるもののなんかシャキッとしない雰囲気だったんです笑

私はまだまだへたくそなんでよく見たら変なところも多々あると思いますが、こんなことできるRAW現像面白そうじゃないですか??

ただ、そんなすごいRAWも無限に調整できるわけではないのです。
明らかに失敗して明るすぎて白くなってしまった様な写真を調整してもきれいには仕上がらないので、撮影するときに明らかに失敗したな、と思ったら撮り直しは必要です。
余談ですが風景を撮るときは少し暗めに撮り、後でRAW現像すると色がしっかり出て空もきれいな青が表現できます。

どうやってRAWデータを扱うか

JPEGと違い、RAWはそのままではスマホはもちろんPCでも見ることができません。
専用のソフトをインストールしないといけないのです。
と言っても何も難しいことはなくて、最初にカメラを買ったときついてきたCD-ROMのソフトをインストールするだけでいいと思います。(キャノンならdigital photo professional)
メーカーで作ったソフトなので、純正レンズを使っていればレンズの欠点をソフトが補ってくれる機能などもあり、より写真を楽しめるようになります。
アドビなどでも現像ソフトを出しており、こちらは純正以外のレンズの欠点も補ってくれる機能があるなどさらに素晴らしいです(有料ですが・・・)

まとめ

撮った瞬間がベストショットで好みの色合いや明るさも完璧で撮れるならJPEGでいいと思います。
ただ撮った写真がすべて理想通り撮れてるとは限らないのでRAWで撮っておけばあとから修正もできるので安心できますね。
また、RAWとJPEGで撮影しておけば、現像の必要ない写真はそのままでいいですし、現像していくとやり過ぎて気付けば派手になってたなどもよくあることなので、立ち戻るためにも両方残せる設定にしておけば撮影も現像もより楽しくなると思います。

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