望遠レンズの魅力

スポンサーリンク

大きく写すだけが望遠じゃない

望遠レンズって遠くのものを大きく写すためのレンズって印象が強いかもしれませんが、実はそうじゃないのです。
手前のものを大きくしつつ背景も大きくすると独特の写真が撮れる、そんなところが望遠の楽しみだったりもします。

今回はそんな望遠レンズについてお伝え出来たらな、と思います。

困った時に望遠レンズでテレマクロ的な撮影が活躍!
写真を撮りに来たけど撮りたいものがない!そそられるものがない!そんな経験ありませんか??今回はそんな時に役立つ、望遠レンズを使ったテレマクロ的撮影についてお伝えしたいと思います!

こんな使い方もできます(^^)/

そもそもどんな時に望遠が必要?

標準レンズで撮影していてもう少しズームしたいなって時あったりしませんか?
そんな時はもちろん望遠レンズがあれば叶えてくれます。
でもそれ以外って使ってみないと中々思いつかないですよね?

望遠レンズで撮影すると手前の被写体より奥の被写体の方が大きくなる率が高くなるのです。
どういうことかわかりずらいと思うので作例を見てください。

IMG_7429
焦点距離:600㎜ 絞り値:F8 シャッタースピード:1/400 ISO感度:100

手前の飛行機と奥の飛行機がなんか近く見えませんか?
これ、圧縮効果と言われていて望遠で撮ると遠近感がおかしなことになるのです。

IMG_1145
焦点距離:50㎜ 絞り値:F8 シャッタースピード:1/640 ISO感度:100

ちょっと被写体の大きさ違いすぎて参考にならないかもしれませんが、通常飛行機同士の距離はかなり空いてます。
このままだと後ろの飛行機が見えないほど小さくなっていると思います。
目で見える距離感だとこれがむしろ普通なのです。

つまり、手前の被写体の大きさを変えずに奥の被写体の大きさを大きくすることができます。
(その分自分が後ろに下がらないといけませんが)

望遠レンズで見栄えが変わる

目の前の風景や被写体がきれいで撮影したのに、なんかパッとしないことってありますよね?
これも望遠レンズで解決できるときがあります。
望遠レンズだと手前にある写したくないものや後ろの背景を簡単に写さずに撮影することができてしまうのです。

IMG_0557
焦点距離:123㎜ 絞り値:F5 シャッタースピード:1/80 ISO感度:100

これ動物園の写真ですが、手前の柵は望遠にすることで写さずに済みますし、背景の林をボカすことができ、被写体を浮き上がらせるとともに、なんとなく林の中感出てませんか?出てませんね、すみません笑

要するに手前は画角(写せる範囲)が狭いことで余分なものを移さず、背景が簡単にボケるので何かあっても何かわかりずらくなります。

なので見栄えある、ちょっと素敵な写真が撮れるのです。

まとめ

ただ単に大きく見せるだけじゃなく、圧縮効果やボケ等、少しでも特徴を感じていただけたでしょうか??
よく写真は引き算と言いますが(不要なものは写さないという意味)望遠だと手前の不要物除去が簡単で、奥もボカすことができる面白いレンズなのです。

初心者の方は望遠って難しそうといったイメージお持ちの方多いと思います(少なくとも私はそうでした)
ですが、実はちょっと特徴を覚えてしまえばすごく簡単に印象的な写真を撮れる面白いタイプのレンズなのです。

毛嫌いせず是非一度使ってみてわ??

コメント