ボケを活かして印象的な写真を撮ろう!

一眼レフとスマホやコンデジの大きな違いの一つで背景や手前にボケのある写真が撮れるというのがあると思います。
でも、実際に一眼レフを手に撮影しても、思うようにボケなかったり、スマホとあまり差がないような写真になってしまった経験ありませんか?

今回はどうやったらボケのある写真を撮れるかをお伝えしていきたいと思います。

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ボケさせたいなら絞り値は解放で撮ろう

今持っているレンズでもボケのある写真は撮れます。
一番簡単なのはAvモード(絞り優先)にして絞り値を一番明るい設定にしましょう。
一番ボケやすいのはレンズの絞りが一番解放になってる時です。

理想を言えばF2.8や単焦点のF1.4などのレンズがあれば理想ですが、無くても撮ることは可能なので、今あるレンズで練習してからでも遅くはないと思います。
というより、ボケが苦手なレンズでボケのある写真を撮れるようになれば、ボケやすいレンズ使ったときにきっと素晴らしい写真が撮れるようになる気がします笑

逆を言えば絞れば絞るほどボケはどんどんなくなっていくので、風景などの近くから遠くまでピントが合ってる(ように見える)撮影をする際は絞って撮影をします(これをパンフォーカスと言いますが別の機会に)

距離の取り方を覚えよう

いきなり難しいこと言い出したぞ?と思わないでくださいね笑
ここで考えてほしい距離は2つあります。というか2つしかありません。

一つがファインダーで見る被写体までの距離です。
今まで適当に距離を取って撮影してたりしませんでしたか??
少なくとも私はずぼらな性格なので(笑)最初は自分のいるところから被写体に向けてズームしたり引いたりして帳尻合わせをして撮ればボケると思っており、ボケないなボケないなとボヤいてました笑

一応こんな適当撮影でもボケた写真も撮れたんですが、理解して撮ってないので悶々としてました笑

たまにボケた写真が撮れてたのにはもう一つの距離が関係します。
それが被写体から背景までの距離です。
それに気づいてからはボケのある写真を意図的に撮れるようになりました。

あ、後もう一つ、望遠になればなるほどボケやすくなります。

背景をボカして撮りたい

背景をボカした写真は被写体がより際立って印象的な写真になります。
IMG_2634
焦点距離:45㎜ 絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/25 ISO感度:3200

絞り値は解放と言いましたが、距離の取り方次第ではF5.6でもこれほどボケるのです。
これは被写体までの距離はかなり近く、背景まではそれなりに距離があります。(と言っても近いですが)
ファインダーで見る被写体までの距離より、被写体から背景までの距離が遠くなることで背景はボケるのです。

簡単に言ってしまえば寄ればボケます笑

前ボケを使って印象付けしたい

次は前ボケの作り方です。
前ボケも同様に距離が関係してきます。
被写体までの距離は遠めに設定しておき、その手前にボカしたいものがあればボケます。IMG_1729
焦点距離:43㎜ 絞り値:F2.8 シャッタースピード:0.8秒 ISO感度:100

これは真ん中右下にピントを合わせています。
そうすると手前の被写体はボケて幻想的な?雰囲気を醸し出してくれてます。
この時、ピントを合わせない手前側の被写体はカメラに近ければ近いほどよりボケてくれます。

まとめ

このように、どう表現したいかによって被写体との距離の取り方が変わります。
キットレンズだからと言ってボケないこともないのでそれで練習していけば、単焦点などの非常に明るいレンズでボケ表現しようとしたときにめちゃめちゃボケて楽しいこと間違いなしだと思います。

そしてボケのある写真ってなんとなくプロっぽくないですか?笑
そんなところに魅かれた私でした笑

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