飛行機を撮影されている方、これからしてみたいなと思われている方、真っ先に思い浮かぶのはおそらく望遠レンズだと思います。
撮影できるところは大体飛行機から離れてますから、ある程度望遠できる方が確実に撮影できます。
ただ、いつも望遠で撮っていると新たな画を撮りたいと思い始めてきませんか??
そんな時に広角レンズを使うと少し変わった写真が撮れるのです。
今回はそんな飛行機撮影×広角レンズの面白い?撮影法をお伝えしたいと思います。
飛行機に近づくには
そもそも広角レンズを使うので、飛行機が近くになければいけません。
だからと言って、滑走路に侵入して撮影したら危ないのでやめましょう、というより捕まりますのでやめましょう笑
航空ショーなどではかなり近寄って撮影できるので、そのような場合はいつでも撮れるでしょうが、そんな頻繁にやっているわけではないと思います。
また、ラウンジなどから撮影すると、もしかしたら撮れるのかもしれません。
止まってる飛行機の撮影であれば近づく方法は意外と多そうですね。
動いてる飛行機で近くに寄れる場所
これ中々イメージ付かないかもしれません。
飛行機が地面を走ってるシーンで考えてしまうと私も一番近くによる方法は整備士にでもならない限り無理だろうと思ってしまいます笑
ただ、飛んでいれば意外と近くで撮れるのです。
これ、着陸直前です。
場所は滑走路の端ギリギリの入れる場所です。
一番地面に近づく着陸直前が実は一番飛行機に寄れるタイミングなのです。

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望遠じゃダメなの??
望遠レンズはそもそも被写体を引き寄せるためにあるレンズなので、自分が近づかなくても望遠で行けそうな気がします。
飛行機だけを撮影するなら確かにそうかもしれません。
ただ、風景を入れるのであれば広角の方が風景が広く撮れるので面白い画が撮れるのです。
どちらかというと、風景の中に飛行機を入れるイメージの方が近い気がします。
飛行機がいなければただの広い空がきれいな風景に見えます。
そこに飛行機を入れるから絵が面白くなります。
また、長い機体を撮影すると飛行機自体が長く写ります。
これはパースといって、近くのものを大きく、遠くのものを小さくし、遠近感が強調される効果が広角レンズにはあるので、写った飛行機がゆがんで伸びたように映ります(これは実際に頭が少しボケてしまいより長く見えるようになってしまってます笑)
さらに大きな機体であればより地面に近いところを飛んで行ってるようで、迫力が増します。
撮り方
基本的には空が大きく写るようカメラを構え、そこに飛行機が飛び込んできたら撮るだけです。
ただし、あらかじめどの辺に飛行機が来るかは予測して起き、構図が決まればスポットAFで遠くの飛行機にピントを合わせ、AIサーボで構図の中に来るまでピントを追い続け、入った時にシャッターを切る。
この時、飛行機は動いているので、ある程度のシャッタースピードがあるとブレずに撮ることができます。
おおむね1/250~1/400もあれば十分だと思います。
あとは前と後ろ姿を撮るのであればファインダーを覗きつつ追いかければ撮れると思います。
まとめ
望遠撮影とは違った面白みがある広角レンズ興味持っていただけましたか??笑
いつもと違った形で撮りたい方、ぜひ一度試してみてください!
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