飛行機撮影行かれた際にイヤホン付けて、何かを聞いて写真を撮っている方見かけませんか??
あれ、別に音楽を聴いて意識高い系を意識しているわけではありません笑
飛行機と管制塔等との間で交わされる無線のやり取りを聞いているのです。
(もしかすると意識高い系の人もいるかもしれませんが笑)
今回はそんなエアバンドレシーバーの魅力をお伝えしたいと思います。
エアバンドって??
初めての人はあまり聞きなれないかもしれませんが、簡単に言うと無線機です。
ただし、こちらからは発信することができない、受信専用の無線機と思ってください。

iPhoneXで撮影
これがエアバンドを聞けるレシーバーですが、無線機の事わからなければまんま無線機ですよね笑
これにイヤホンをつけて会話を聞いていればどの飛行機が発信するか、または着陸しようとしているかがわかりますし、見えていなくてもゴーアラ等もわかります。
聞くことで撮れる画がある
正直無くても飛行機の撮影はできますが、あると見えない飛行機がいつ見える所に来るかがわかったりします。

Camera:Canon EOS 5D Mark3 Lens:TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
焦点距離:600㎜ F値:F8 シャッタースピード:1/400 ISO:100
これは千歳の滑走路端ですが、立ち入り禁止のところが少し丘になっているような地形のため、滑走路を疾走しているときの飛行機を見ることが出来ません。
おまけに飛行機がエンジンを吹かしても逆サイドの端から来るので音も聞こえてこないのです。
常にいつ飛び出してくるかわからない飛行機にレンズを構えて待っていられるなら良いのですが、なかなかつらいものがありますよね?
そこで、エアバンドがあればエンジンを吹かすタイミングがわかるので、そこから構えて待っていれば少ししたら飛び出してきますのでこのような画を撮ることができるようになります。
千歳での活用方法
新千歳空港であれば、滑走路は2本だし、風向きによってどっちから降りるかが決まっているのでそんなに必要性は高くないように思います。
ですが、あることによってレアな画が撮れたりもするのです。

新千歳空港の撮影スポットはこちらを参考にしてください。
生コンポイントでの活用方法
これは、北風であれば着陸機がどんな状態かを聞けるのがメリットになるかなと思います。
生コンポイントからだと、着陸機の姿が見えないので、フライトレーダー等で飛行機の位置を確認しながら撮影している方が多いかと思います。
ですが、見ながらだと落ち着かないし実は携帯見た瞬間に降りてきて撮りたい画を逃してしまうなんてこともあるかもしれません。
そんな時に音声でもうすぐ降りてくる等がわかれば楽な気持ちで撮影に臨めます。
19エンドポイント
ここは北風時の離陸撮影ならほぼ必須なんじゃないかと思います。
持ってなかったときは友人のエアバンドの情報で上がるタイミングを教えてもらって撮ってました。

Camera:Canon EOS 80D Lens:TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
焦点距離:552㎜ F値:F8 シャッタースピード:1/80 ISO:400
ずっと構えてれば確かに撮れますが、肩が凝りますしずっと同じ体勢を維持するのって相当大変ですので現実感ないかと思います。
特別な離着陸にいち早く気付ける
千歳空港はターミナル側が離陸用、国道側が着陸用といった形で通常は運用されています。
ですが、たまに着陸用滑走路で離陸したり、離陸用滑走路に着陸したりといった普段めったに見れない現象にいち早く気付くことができます。

Camera:Canon EOS 5D mark3 Lens:TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
焦点距離:600㎜ F値:F8 シャッタースピード:1/320 ISO:100
このような離陸用滑走路に着陸する飛行機もいち早く気付けるので、落ち着いて構えて待っていることができます。(珍しい画が撮れるとドキドキワクワクで逆に落ち着き無くなるかもしれませんが笑)
まとめ
事前に飛行機の動きが読めるエアバンド。
これがあれば鬼に金棒かなと思って使ってみましたが、素晴らしい物でした。
あ、基本的に会話は英語なので最初は何言ってるかわからないと思いますが、スピードラーニング方式で聞いているうちに慣れて何しようとしているわかるようになると思います笑
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