こんにちわ!週末カメラマンのしゅがっちです!
この土日は初の冬キャンプに行ってきました!
何か撮れればなぁと思っていたものの、食って飲んで焚火してで撮影よりキャンプを楽しんでしまいましたσ(^_^;)
とはいえ、19年ぶりだかの−36℃以下を記録した地域がある程の寒波が来ていた中のキャンプ、めちゃくちゃ寒かったです!
私がキャンプしている場所も−18℃までは行ったそうで、そうなると怖いのが火ですが、ニューアイテムが活躍してくれました!
寒い日は火の用心
もちろん暖を取るために使う火には注意が必要なのは言うまでもありませんが、そもそも火がつかない可能性もあります!
というのも、私はウインドマスターというOD缶と呼ばれるガス缶タイプのバーナーを使っています。

ガス缶を接続すればすぐに使えて手間もかからず火力調整もできる優れものなのですが、弱点もあります。
ガス缶は寒さに弱い
ガス缶の中には液体のガスが入ってます。
それが気化してバーナーにガスが吐出して火が付くのですが、そのときに気化熱と言ってガス缶がどんどん冷えていきます。
夏であれば外気温の方が高いので缶は温められ、常に気化し続けてくれるので、ガスがなくなるまで燃え続けます。
ですが、寒くなると缶を温めることができず、気化できなくなって火がつかなくなってしまうのです。
寒さに強いガスもある
寒いと使えなくなるガス缶ですが、寒さに強くしたガス缶もあったりします。
ガス缶に使われるガスは大きく3つ、ブタン、イソブタン、プロパンがあります。
ブタンは0℃付近で気化できなくなり、イソブタンは−11℃位まで、プロパンは−42℃位だったかな?
ガスが寒さに弱いと言いつつ、家庭用のコンロで火が使えるのはプロパンガスを使っているから(都市ガスはまた別)
じゃあアウトドア用でもプロパン使えば??って思いますが、気化しやすい分、缶の圧力が高くなりすぎて危ないらしく、ブタンやイソブタンをメインにしつつプロパンは30%とか多くても40%位までしか混合できないようです。
ちなみに上記温度以上の気温だからと言って使えるわけではなく、使っているうちに気化熱で缶そのものが冷えていくので、北海道なら春から秋まではパワーガス(イソブタンが多く入っているもの)を使い、真冬はウルトラガス(プリムス)エクスペディション(EPI)などのプロパンを多く含む極寒期用のガスを使うことをお勧めします。
寒さに弱ければ温めれば良いじゃん!
寒さに強いガス缶を使うのはもちろんですが、ジュエリーアイスの撮影や寒波の中のキャンプなど、今年は色々なシーンでガス缶を使いたいけど大丈夫??と思い、EPIのフリーライトチャージャーIIというブースターを導入してみました!

iPhoneXで撮影
端的に言うとガスで火がついてその熱の一部をガス缶に戻して温めてやることでガスが気化し続ける手伝いをしてくれるツールです(^O^)/

iPhoneXで撮影
バーナーに取り付けるとこんな感じ!
ウインドマスターでも使える!
ウインドマスターはSOTOの商品、フリーライトチャージャーIIはEPIの商品、メーカーが違います。
購入前にネットで調べるも、なかなかこの組み合わせで使っている人がいない、そもそも極寒で使っている記事も見つけれなかったので、半ば人柱的にf^_^;

iPhoneXで撮影
これを見ると炎にブースターの先っちょが触れていません。
ですが、使う時はほとんどの方が鍋やクッカーをのせると思います。
上にものがあれば炎が広がるため、ブースター先端に炎が当たり熱してくれます。
純正ガスでも十分な火力
正直無いよりマシになるかな?程度のものだと思っていました笑
なので、EPIのエクスペディションガス(極寒期用ガス)も用意したのですが、ジュエリーアイスの時は使ったものの、今回のキャンプでは使うことがなかったです。(他メーカーのガス缶は推奨されていないため、利用は自己責任で)
そして、ブースターを使う前までは使用後のガス缶が結露してそれがガチガチに凍っていたのですが、表面の結露もほとんどなく、火力を維持してくれました。
以前のオンネトーではもう少し気温も高かったにもかかわらず、温めないと火力維持できなかったのを考えるとすごいです!

まとめ
冬の撮影やキャンプなどで冷えた体をカップ麺やコーヒーなどで温めたい時っていっぱいあると思います。
そんな時、ガス缶を温めてくれるブースター、フリーライトチャージャーIIはすごく心強いですよ!
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