夏間近!?花火を撮影してみませんか??

北海道もすっかり雪が解けて日によっては20℃を軽く超える気温の日も出てき始めましたね!

なんか春飛び越えて夏の雰囲気すら漂い始めているようで、桜撮りに行けるのか若干不安になっている今日この頃です笑

まぁ桜こそ間近ではありますが、まだ撮影出来ていないのでそれは次回にして、そのあとから各地で開催される花火大会を一眼レフでどう撮るかについて、今回はお伝えしようかなと思います。

というのも、今年沖縄行った時に久しぶりに花火撮影して楽しかったのでそれを記事にしたかった笑

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花火撮影に必要な装備

これまで花火撮影をしたことないという方、何が必要なのかの参考にしていただければと思います。

三脚は必須

花火をただの火花のように撮るだけなら不要ですが、一眼らしい花火を撮りたいなら手持ちでの撮影は無謀なので少なくとも三脚は用意しましょう!

というのも、手振れしないシャッタースピードとかで花火撮ってもなんも楽しい感じの花火にはなりません

むしろ火花を撮るならiPhoneで十分です笑

シャッタースピードを伸ばさないと火花が散ってる感じの写真にしかならないので、ある程度長秒露光する必要があります。

5秒から10秒、微動だにしない自信がある方は手持ちでも問題ないと思いますが、少しでも不安な方は三脚だけは用意しましょう笑

ほぼ必須なレリーズケーブル

絶対ではありませんが、レリーズケーブルやリモコンレリーズ等はあった方が無難です。

マニュアルでシャッタースピードを決めて撮影することも可能ですが、花火の開きかけでシャッターが閉じてしまったらもったいないので、バルブ撮影でシャッターを押してる間ずっと露光し、自分のタイミングで閉じれた方がいろいろ便利です。

忘れてしまった場合はとにかく撮りまくるしかないと思うので、極端な話インターバル撮影でカメラを放置しその場での花火を自分の目に焼き付けたほうがお得かも知れません笑

可能なら黒いうちわ

これは私も使ったことありませんが、本当は使いたいです。

複数の花火を一枚に納めたい場合、最初の花火は消えかけの時の火花が長く伸びてしまったり、風に流されて丸じゃなくなったりします。

一つの花火が広がり切ったところで一度黒いうちわをレンズの前にかざし、次の花火が上がったらまた再度うちわを外す、そうすることで複数の花火を一枚に納めることができます。

ただ、花火が大量に上がっているときを狙えばなくてもそれなりに撮れるので、うちわに関しては必須ではないと思ってます。

Camera:Canon EOS 5D Mark3 Lens:Canon EF 16-35mm F4L IS USM
焦点距離:35㎜ F値:F8 シャッタースピード:15秒 ISO:100

無しでもこんな感じには撮れます。

そもそも黒いうちはってなかなかないので自分で作るしかなさそうですし笑

ちなみに白いうちわでやったらそのうちわの色も記録されるので、白くモヤがかかったような写真になってしまうと思うので、黒以外は使わないでください。

もしかすると、黒いうちわがあればシャッタースピードを30秒くらいにして手動うちわシャッターでちょこちょこ覆えばいい感じに撮れるのかもしれません。

花火の設定って??

撮影する機材がそろっているなら、後はカメラの設定です。

ISO感度

基本的に花火はめちゃくちゃ明るいので、ISO感度は夜の撮影にもかかわらずISO100で何も問題ありません。

場合によっては弄ることもあるかもしれません(後述するNDフィルター使用等)が、花火そのものを撮るならISOは低くて大丈夫です!

絞り

花火の明るさは絞りで調整するのが基本です。

絞り解放で撮れば花火の色が飛んでしまい白くなってしまうシーンでも絞れば色が出てきます。

Camera:Canon EOS 5D Mark3 Lens:Canon EF 16-35mm F4L IS USM
焦点距離:35㎜ F値:F8 シャッタースピード:7.7秒 ISO:100

少し絞ったけど花火の色が飛んでしまうなぁというときもあると思いますが、花火も様々な明るさがあるのでそれに合わせて絞りを調整してください。

Camera:Canon EOS 5D Mark3 Lens:Canon EF 16-35mm F4L IS USM
焦点距離:29㎜ F値:F13 シャッタースピード:9.5秒 ISO:100

これを撮影する時、上空はもちろん、地表付近も花火がいっぱい上がって明るかったので絞って撮影しましたがそれでも飛び気味になってしまってます。

場合によってはNDフィルターを使った方が良いこともあると思います。

ただ、使う場合にもあまり濃いものではなく、ND4当たりの薄めのものが良いと思います。

明るさが均一ではないので、NDフィルターを使う場合は花火を明るくしたければ絞りを解放気味にするかISOを少し上げることも必要かもしれません。

間違えても明るいから付ける、暗いから外すとやっていたら良さそうな花火を撮り損ねてしまうので、多少画質を犠牲にしても即対応できる方法で調整してください。

NDフィルターの付け外しで撮れてないより画質悪くても撮れている方が正義だと思ってます笑

シャッタースピード

花火の場合はシャッタースピードはあまり関係ありません!

というのも、同じ場所を露光し続けて色や明るさを出しているわけではないからです。

火花の流れを記録するので、シャッタースピードを伸ばしたからと言って花火そのものを明るくすることはできません。

なので、30秒くらいのシャッタースピードでも花火が少なければ色が飛ぶこともありません。

ただ、地表の構造物はシャッタースピードの影響を受けるので、強い光がある場合などはそこを意識した露光時間に調整することも必要になります。

まとめ

花火は見ている側からしたらランダムに上がり、次にどんなのが上がるのかわからない分、難しいと思います。

ですが、連発で上げているときは大体次も同じやつを何発か上げたりと読めたりもするので、それに合わせてシャッターを切ってみましょう(*^^*)

Camera:EOS 80D Lens:EF-S 55-250mm F4-5.6 IS II
焦点距離:135㎜ F値:F11 シャッタースピード:6.3秒 ISO:100

感覚掴めば上手く撮れたり、何気に撮ってみたのがすごく良かったり、花火の撮影すごく面白いですよ(^^)/

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