ついにニコンのフルサイズミラーレスフラッグシップ機のZ9が正式発表されましたね!
2021年3月に開発発表してからしばらく音沙汰なくて、10月入った頃?からティザー動画が配信されたり動きを見せていたボディがついに登場しました
オンライン発表会を見てましたが、いまいちスペック的なことがわからないけどすごいよってのは伝わってきたのでスペック表や機能的な部分を公式サイトで見て、私なりにどんなボディなのか考えてみました。
すごいボディなのは間違いありませんが、SONYのフラッグシップα1やキヤノンの現状での最上位機EOS R3と比べてどうなのかも機能面で比較してみようと思います( ̄∇ ̄)

α1とR5でも比較してみたことあったのでこちらもどーぞ(^^)
nikon Z9について
ニコンのミラーレス機で初めてのフラッグシップ機として登場したすごいボディです!
今回発表で驚いたZ9の特徴についてまとめてみたいと思います!
外観
縦グリップ一体型のいかにもフラッグシップ機と言った凄そうなボディです!
もちろんその分重量は重いのですが、このカメラ使う人は望遠を多用すると思うので、重いレンズに対し重いカメラはバランスが良くなる分撮りやすかったりします!
また、縦撮りを多用するのであれば縦グリップいいですよね!スポーツ撮影などでは縦撮りも多用すると思いますので、フラッグシップ機としては縦グリップはあったほうが良いと思います!
私も最近ライブ撮影などで縦で撮ることも増えたので、縦グリ買おうかなとか思ってたりします笑
メカシャッターの廃止
これ、フラッグシップとしてすごいことだと思います!
というのも電子シャッターのみのボディってコンパクトデジカメや一部一眼でもあったようですが、動きが早くなるとローリングシャッター歪みと言って像が歪んで撮れてしまう現象が起きてしまいます^^;
動きあるものも撮るようなカメラにとって、ローリングシャッター歪みのリスクある電子シャッターのみって普通の感覚だとめちゃくちゃリスキーですよね!?
これは、簡単に言えばセンサーの上から下に順を追って映像を取り込むので、上と下で時差が生まれるので起こる現象、厳密に言えばメカシャッターでも起こるのですが、電子シャッターよりも速く上から下に動くので歪みになりにくいのです。
Z9はメカシャッターと同じだけの速度で電子シャッターの動きを速くできたからこそ、メカシャッターを廃止できたのです!
さらには動作部が少なくなったのでただでさえ丈夫と言われていたニコンはさらに故障リスクを減らしてきたということにもなりますのでニコンの本気凄すぎます((((;゚Д゚)))))))
AF性能
噂の段階ではキヤノン同様デュアルピクセルAFになるとかって話も出てましたが、ガセでしたね笑
とはいえニコンのミラーレスでは初めての3Dトラッキングを搭載!
これ、一眼レフでは元々あった機能ですが、これのおかげで一眼レフでは精度の高いAFを実現していたと思うのですが、それがZ9に入るとなるとめちゃくちゃ期待できませんか??
そして、被写体検出が19種類と世界最多となっており、飛行機も含まれている!
R5でも鳥瞳AFで撮影したらヒコーキのコックピットに合わせてくれたりしてましたが、非公式なAFであるのは間違いない(鉄の鳥としては正解だけど笑)それが正式に対応しているっていうのは魅力的ですね!
動画性能
これもすごいことになっています!
いや、今後なりますが正解かな?笑
現状では8K30PとR5やα1と同等ですが、ファームアップで8K60Pに対応予定となっております((((;゚Д゚)))))))
出力できるモニターがあるのか疑問ですがめちゃくちゃスムーズな8Kが撮れるってことですよね??
そもそも8K30PがR5とα1と同等と言いましたが、撮影時間が125分可能とのことで、30分前後しか撮れないR5、α1とは撮影時間が圧倒的に違いすぎました笑
連写性能
これ、最初はめちゃくちゃ驚きました!
秒間120枚の連写って頭おかしいですよね?笑
でも、よくよくみてみると、1100万画素のJPEGのみとのこと。
名前もハイスピードフレームキャプチャー+!?
フレームキャプチャーってことは動画切り出しってことですよね??
ってことは4K120Pの切り出しの応用?写真サイズ用に縦を広くして写真として保存しているってことなのかな?
秒間30枚の4500万画素の写真も8K30P切り出しの応用で実現しているっぽいなぁ
ならファームアップで対応予定の8K60Pのタイミングで4500万画素の秒間60枚連写も追加になりそうですね!
ちなみに通常の連写性能としては20コマとのことです。
SONY α1やEOS R3との比較
そして気になるのがSONYのフラッグシップ機であるα1や、CanonのほぼフラッグシップなR3との比較ですよね??
画素数
画素数は多ければいいというものではないにしても、やはり皆さん意識は行きますよね??
一番多いのはα1で裏面照射積層CMOSの5010万画素で、一番少ないのがR3の裏面照射積層CMOSの2410万画素ですね!
おそらくZ9は高感度犠牲にしたくないけど8K撮影のために積層型CMOSの4571万画素という8Kの横幅ギリギリのところを狙ってきている?んだと思います。(裏面照射じゃないってことはタワーセミコンダクター(旧タワージャズ)製CMOSセンサー?)
スチルに特化したボディだったらどれくらいの画素数で出してきたのか個人的に気になったりしてます( ̄∇ ̄)
AF性能
これまでAF性能で言えばSONYかCanonが一歩リードと言われていました。
SONYは瞳AFをいち早く導入してそこから磨きをかけてきたのでAF性能は以前からピカイチ!さらにはAFフレームレートも120回/秒とめちゃくちゃ高速にAFの演算しているので速度と精度は従来機よりさらに良くなっている様子。
Canonも元々一眼レフの時からデュアルピクセルAFでライブビューのAF性能は高かったものの、R5や6が出てから一部サイトではサイキックパワーと言われるほどデュアルピクセルAFに磨きをかけた感じ?ディープラーニングの効果?ですごいAF性能、R3はおそらくその上行く性能?とはいえ60回/秒のAF演算と他2機種より劣る演算速度となってます。
ただ、視線入力というCanonしかない独自技術も入っているので、被写体にいち早くポイントを合わせるというところでカバーできるのかもしれません??
Nikonも一眼レフの時は速さも精度もめちゃくちゃ高く、野鳥撮影などの動きものではD5などよくみてました!3Dトラッキングがそれほどまでに優秀だったということなのか、その性能と同等以上になったとなればZ9はめちゃくちゃ期待できる性能だと思います!さらにソニー同様120回/秒でAF演算しているため、すごいことになるかもしれません!
こればかりは触ってみないとわかりませんが、瞬時に動く感じであればSONY Canonのリードは無くなるのではないでしょうか??
高感度性能
シャッタースピードを上げて撮りたいシーンってこの手のカメラだと多いですよね??
じゃあどれだけ感度上げれるかの比較としては、α1が32000でR3が102400、Z9は25600までとなり、3機種の中では一番低い感度となります。(常用感度)
これは少し意外だなぁとは思いましたが、α1は裏面照射型、R3はそもそも画素数少なめで高感度強いところに裏面照射なので高感度性能は高いにしても、裏面照射じゃないセンサーのZ9がここは少し低めの感度になってるってことですかね??
通常の感覚だと常用感度の1段下がギリギリの感度という感覚なのですが、25600までしっかり使えます!だったら素敵ですね!
ちなみに最低感度がISO64からと他の2機種よりさらに下げれるので、低感度撮影はZ9が一番優れていそうなのでこの感度欲しいです!笑
レビューなどで撮影された画像見てみたいですね!
動画性能
これはもうダントツです笑
Z9は現状で8K30Pを125分撮影可能!さらにはファームアップで8K60P対応予定とぶっ飛んでます!
対してα1は8K30Pは撮れますが30分前後?(R5も同様)まで、R3については8Kが撮れずで最高6K60Pまでで撮影時間はおそらく60分前後?ハイフレームレートじゃなければ6時間?となります。(色々条件あってよくわかりません笑)
動画はほとんど撮らないので良く分かってませんが、長く撮れるってことは排熱処理とかしっかりしているってことできっと長秒露光とかの時にも熱ノイズとかは入りにくいとか静止画にも活きる性能だったりするのかな??笑
まとめ
他社と比較しても凄そうなZ9、ニコンユーザーとしてはめちゃくちゃ欲しくなるボディなのではないでしょうか??
キヤノンユーザーですが、私としても興味津々というかニコンのレンズ群も魅力的すぎて1から今カメラ機材揃えるなら多分Z9で揃えると思います笑(200−500mmのF5.6通しや100−400mmのF4.5-5.6のレンズ、キヤノンさんもRFで出してください!笑)
それほど良いボディを出してきたな!という印象で、これを受けてキヤノンのフラッグシップとなるであろうR1がどのような形で出すのか、めちゃくちゃ興味湧いてきます!
そろそろR1開発発表しちゃいなよ!!笑
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