RF 28-70mm F2L USMを導入!魅力を作例交えてのレビュー

ちょっと前から登場しているRF 28-70mm F2L USMですが、ちょっと前に導入して記事にする前に撮影して登場させてました笑

改めて購入した理由や実際に撮ってみた作例など交えてレビューしてみようと思います(^ ^)

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RF 28-70mm F2L USMとは

そもそもあまり聞きなれない焦点距離とF値のレンズですがどんなレンズなのかから。

RF 28-70mm F2L USM

Camera :iPhone13Pro

EOS Rシステムがデビューすると同時に発表されたレンズなので、かれこれ4年前くらいのレンズですかね?

Rが出る時に体験会が札幌であってその時触った記憶があるのですが、その時から気になるレンズでした( ̄∇ ̄)

唯一無二のズームレンズ

レンズ名にもあるように28mmから70mmまでのズームレンズになります。

通常の大三元って24mmスタートですが、若干狭くて28mmスタートになります!

まぁそこでの差はたまに不自由ありますが自分が下がれば撮れるのでなんとかなってますσ(^_^;)

それよりも、F2通しのズームレンズというのが現状RFマウントでしかありません!

一応シグマでもF2通しのズームレンズはありますが、24−35mmと狭い範囲でしかズームができません。

なので、単焦点レンズを何本も集めて付け替えて撮影する方が写りはもちろん良いですが、それに近い写りで多少の暗さに目をつぶればこのレンズは1本で付け替えることもなく4、5本分の単焦点レンズが一つにまとまったような素敵レンズなのです(^^)v

手ぶれ補正なし

そしてISの文言がないので、レンズには手ぶれ補正がついていません!

ただ、R5で使う分にはボディ内手ぶれ補正があるので、8段分の補正効果があるとか( ̄∇ ̄)

実際使って見るとRF 24−105mm F4Lの協調補正よりも若干効きは弱いかな?とは思いますがそれでも結構ガッチリ効いてくれます!

R5を使う分にはISの有無はあまり関係なくなっているというか、EF時代の24−70mmがIS無しで出し続けていたのはサイズの問題などもあったと思いますが、ISが画質に影響を与えることも加味しての判断だったりもしたのでは無いかと言われており、そこを踏襲している感じが期待感を持たせてくえますd( ̄  ̄)

重量

実はRF 24-105mm F4L IS USMを買った時にも28−70mm F2Lも検討に上がっていました!

EOS R5にRF24-105mmF4L IS USMを選んだ理由
EOS Rシステムには様々な標準ズームレンズが用意されています。そんな中RF 24-105mm F4L IS USMを選んだ理由や悩んだポイントなどお伝えしたいと思います!

そして、小三元を買った理由としては105mmまで撮れること、軽いことなどがありましたが、このレンズは1430gだかあるはずです!

R5と合わせると2kgくらいになるのでかなり重量級!

って思ってましたが、普段からEFの70−200mm F2.8を使っているので、それがついてる感覚で思ったほど重たいなって感覚はなかったです( ̄∇ ̄)

RF 28-70mm F2L USMの写り

導入してからそこそこの枚数撮りましたが、ポートレート向けのレンズなんだなと改めて感じました!

ワイド端の四隅は甘い

風景を絞ってパンフォーカスで撮る時、四隅の解像感が甘い感じがあります!

凌雲閣からの紅葉

Camera:Canon EOS R5 Lens:RF28-70mm F2L USM
焦点距離:28㎜ F値:F8 シャッタースピード:1/15 ISO:100

RF 28-70mm F2L USM四隅

Camera:Canon EOS R5 Lens:RF28-70mm F2L USM
焦点距離:28㎜ F値:F8 シャッタースピード:1/15 ISO:100

こちらが左下角の拡大画像となります。

なんか流れているように見えませんか??

RF 28-70mm F2L USM中心

Camera:Canon EOS R5 Lens:RF28-70mm F2L USM
焦点距離:28㎜ F値:F8 シャッタースピード:1/15 ISO:100

ちなみにこちら中心で真ん中は流れている感じはなく拡大しすぎでディテールはないですがちゃんとした形で写っていると思います。

これ、無限遠ではなく、近くであれば解消されていくのと、望遠にいくにつれて四隅の写りが良くなっていく印象です。

ただポートレートを撮るときは無限遠で撮ることってあまりないと思うので、四隅が流れるような写りにはならないので安心してくださいd( ̄  ̄)

透明感のある写り

これ何が要因かわかりませんが、解像感だけじゃなく透明感というか空気感のようなものの表現がすごい気がします!

滝野すずらん公園

Camera:Canon EOS R5 Lens:RF28-70mm F2L USM
焦点距離:70㎜ F値:F2 シャッタースピード:1/3200 ISO:100

多分フワッとボケているのにピント面はカリッとしていてそれが良い空気感になっているのかな?

ボケもそんなにうるさい感じはなく、優しい感じにボケていると思うので、それがまた空気感のようなものを演出しているのかも?

とりあえず風景はF8や11に絞って撮るものってなんか刷り込まれて撮っている感ありましたが、このレンズだと普通に開放で撮っても解像感あるから素敵になります!

撒き餌と魚眼以外で単焦点は使ったことないですが、きっと開放で風景撮ったりしてもカリフワで素敵になるんでしょうね( ̄∇ ̄)

ポートレートが素敵

F2のレンズですから、当然ポートレート撮りますよね!

とにかくこのレンズの良いところはピント面はカリッと、ボケは柔らかい感じに撮れるのが素敵なレンズです!

光の魔術師イルコさんのポートレート撮影

Camera:Canon EOS R5 Lens:RF28-70mm F2L USM
焦点距離:31㎜ F値:F2 シャッタースピード:1/200 ISO:100

撮りフェスでのイルコさんワークショップの時のですが、モデルさんはしっかりカリッと雨粒は玉ボケが丸く柔らかになってたりで素敵に撮れました( ^ω^ )

ポートレート撮影

Camera:Canon EOS R5 Lens:RF28-70mm F2L USM
焦点距離:28㎜ F値:F2 シャッタースピード:1/60 ISO:100

縁の方の玉ボケは口径食出てレモン型になっていますが、ぐるぐるする感じではなく割と玉ボケも綺麗ですd( ̄  ̄)

そして玉ボケ以外にもボケ全体がすごく滑らかな感じで、被写体を浮き立たせる効果満点です!

そしてピント面はカリッと、葉っぱの模様もしっかり写っているし、瞳はまつ毛もくっきり写っているので、本当単焦点のような写りをしてくれる便利なズームレンズです(^ ^)

導入理由

RF 24-105mm F4L IS USMがあるにもかかわらず、標準ズームのRF 28-70mm F2L USMを導入したかというと、ライブ撮影でF4だと少し暗いなと感じる場面が多かったから!

やっぱりF2.8などの大三元レンズが暗い現場では欲しくなるわけですよ( ̄∇ ̄)

ただ、RFの場合はその上にF2のレンズがある!(上かどうかは人によって捉え方が違うかもしれないけれども)

重たいレンズですが、機動性のRF24-105mmがあるなら登山とか交通機関や歩く距離が長い場所などはこのレンズを持っていけば問題ありません!

逆に車から降りてすぐや暗い場所などでの撮影に28−70mm F2Lで撮影すると最高の絵が撮れそうじゃないですか?

一度単焦点の50mmとかも考えましたが、他の焦点距離も欲しくなったら都度買うのか?私の安月給じゃ単焦点を揃えるなんてできないので、自ずとF2ズームになりました笑

まとめ

RF 28-70mm F2L USMはめちゃくちゃ良いレンズです!

確かに重い、でかい、高いとデメリットも多いレンズですが、頻繁には単焦点を使わないけどたまに単焦点の写りを求めたい方、何本も単焦点を用意できない方、そういった方はこれ一本あるとほぼ満足するのではないでしょうか?

単焦点を何本も揃えるよりは安く収まるし、持ち運びの重量は軽くなるしで実はデメリットが少なくなるくらいの満足度が高いレンズです!

登山などでは流石に重いと思うので、24−105mmを持っていきますが、車移動の時にはほぼこの28−70mmを使っていくと思います(^o^)/

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