タムロンの150−600mm G2で鳥を精細に撮りたい!

こんばんわ!最近なんでも撮る何でも屋な雰囲気があるしゅがっちです!

カメラを始めた当初は風景写真や星空撮影などがメインだったのが、ヒコーキを撮りたいで望遠使うようになり、せっかく超望遠があるなら鳥も撮ってみたいと思いカワセミの撮影なども最近は頻繁に行くようになりました。

ただ、ヒコーキを撮っている時には気づかなかった精細感というか解像度が足りない!

周りの野鳥撮影されている方達の写真をみるともっとバシッと高精細で解像感のある写真が撮れている。

そこで試行錯誤して少しずつ良くなってきたので、同様にタムロンのレンズを使っていてもっと解像感が欲しい!という方の参考になれば、さらにはこうしたらいいよーなどの声があれば教えて欲しいなぁと思い、自分流のタムロン超望遠G2の使い方をお伝えできればと思います。

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タムロンの超望遠ズームレンズの特徴

そもそもお手頃価格の超望遠レンズは最近選択肢も増えてきているので、悩まれる方も多いと思います。

そもそも、ニコンをお使いでしたら純正超望遠ズームが手の届く価格で売られており、その画を見ると美しく、キャノンユーザーとしてはすごく羨ましいです。

で、キャノンをお使いであればシグマやタムロン、純正のちょっと焦点距離は足りないものの白い望遠ズームから選ぶことになると思います。

望遠レンズ選びで悩んでませんか??
数ある望遠レンズから私が思うオススメのレンズをご紹介。

選び方についてはこちらの記事も参考にしてみてください!

タムロン超望遠の良いところ

価格は超望遠としては安く、ズームしても重心が大きく崩れることがない、ヒコーキなどの大きな被写体で多少ふわっとした写りでも解像感が出るような被写体であれば全然問題なく、お手軽ヒコーキレンズだと思っています!笑

重心については使ってみて初めて知ったことですが、シグマの同様のレンズでは、ズームするにつれて重心も前に移動していき、全開でズームするとかなり先っぽが重くなります。

タムロンは重心の変化が少ないので違和感なく使える、これって長時間使う上ですごく重要なことだと思います。

タムロン超望遠のイマイチなところ

ヒコーキなどの大きな被写体では気にならなかったのですが、鳥を撮ってみると羽の一本一本が描写されず、解像感の低い画になってしまいます。

シャッタースピードを稼ぎたいが為に絞り開放で撮影すると顕著に甘くなってしまう。

そもそものレンズの開放F値も決して明るくないので、シャッタースピードを稼ぐのはそもそも不得意なレンズです。

というか、それが得意なレンズって超望遠ズームレンズではありませんね笑

解像感が欲しい!

カワセミを撮るようになって、解像感がとにかく欲しい!といろいろ試してみました。

カワセミ

Camera:EOS 80D  Lens:TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
焦点距離:600㎜ F値:F6.3 SS:1/1250 ISO:800

この画を見るとなんか寝ぼけた感じの画でそもそもピントあってるのかすら微妙ですよね笑

マニュアルでピントを合わせてみる

原因をいろいろ考えてみた結果、レンズのピント若干ずれてるんじゃないか?と思い、次はライブビューで拡大表示しつつマニュアルでピントを探って撮ってみました。

カワセミ

Camera:Canon EOS 80D Lens:TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
焦点距離:600㎜ F値:F6.3 シャッタースピード:1/160 ISO:1000

カワセミが止まるであろう枝のところにピントを合わせて、来るのを待ってきたところを撮影してみました。

カワセミとの距離も少しこちらの方が近いのもありますが、こちらの方が解像感ありますよね!

ただやっぱりなんか甘い、、、もう少しなんとかしたいと思い今度は少しだけ絞ってみます。

少し絞ってみる+手ぶれ補正を使ってみる

鼻の中のカワセミ

Camera:Canon EOS 80D Lens:TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
焦点距離:600㎜ F値:F8 シャッタースピード:1/6 ISO:100

場所がかなり暗かったことと、感度も上げたくない為、かなりシャッタースピードを遅くして撮影してみました!

流石にこのシャッタースピードだし微ブレするよなと思い、この時は手ぶれ補正もONにし、モード3の一番強力に手ぶれ補正が効くモードで撮影したのですが、これが結構ドンピシャでハマった感じで、解像感も出つつも超望遠のスローシャッターにも関わらずブレもありません。

手ぶれ補正をOFFにしていると、いくら三脚に載せていたとしても微ブレが出てしまい解像感を失う要因となってしまっていました。

よく三脚に乗せたら手ぶれ補正はOFFにした方がよいと言われますが、このレンズに関しては少なくともモード3であればONにしたままの方が良い結果になりそうです!

フルサイズを使ってみる

もう少しなんとかならないかなと思い、望遠は効かなくなるものの画素数が少ないにも関わらず解像感が出やすいフルサイズの5Dで撮影してみます(画素数と解像感はイコールにはならないのですが、その話はまた今度笑)

魚をくわえたカワセミさん

Camera:Canon EOS 5D mark III Lens:TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
焦点距離:600㎜ F値:F7.1 シャッタースピード:1/500 ISO:2000

これはかなりトリミングしているのですが、それでもこの解像感、今まで撮影した中で一番解像しているように感じます!

ちなみに元画像の1/5くらいのサイズになるほどのトリミングをしています笑

まだ羽の毛一本一本は解像してませんが、距離が遠いいので仕方ないのかな?と感じています。

まとめ

タムロンの超望遠ズームレンズをお使いで、解像感が足りないと感じている方、ぜひ一度試しに少しだけ絞って手ぶれ補正ONのモード3で撮影してみてください!

きっと数歩前進した画を得ることができると思います!

あ、そもそも三脚を使っていない方、まずは三脚使って撮影してみてくださいね笑

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