写真を撮りに来たけど撮りたいものがない!そそられるものがない!そんな経験ありませんか??
私はしょっちゅうあります笑
でも、せっかく撮影で訪れているのだから何かしら撮って成果を上げて帰りたい!そんな思いもありますよね??
今回はそんな時に役立つ、望遠レンズを使ったテレマクロ的撮影についてお伝えしたいと思います!
あ、本格的なテレマクロ撮影ではなくテレマクロ【的】なので簡易的なモノとして読んでみてください笑
テレマクロ撮影って何??
マクロ撮影は聞いたことあるけどテレマクロって??という方もいらっしゃるかもしれません。
(知っていたらこの項目は飛ばしてしまって結構です笑)
マクロ撮影のイメージは小さな被写体に近づいてギリギリの距離で撮影することで小さな被写体を大きく捉えることができる撮影法です。

Camera:Canon EOS 80D Lens:Canon EF 50㎜ F1.8 STM(extension tube使用)
焦点距離:50㎜ F値:F1.8 シャッタースピード:1/320 ISO:100
マクロレンズは持ってないのでエクステンションチューブを付けてお遊びで撮った作例ですがこんなイメージですよね?
対してテレマクロというのは、ある程度近くには寄るものの、マクロ撮影程近くまでは寄らずに、望遠レンズで望遠撮影して近くのものを大きくする手法です。

Camera:Canon EOS 5D mark3 Lens:Canon EF 70-200mm F2.8L IS III USM
焦点距離:200㎜ F値:F4 シャッタースピード:1/1250 ISO:100
イメージとしてはこんなイメージです。
ハチには近づきたくないので望遠で近づいての撮影です笑
テレマクロ的な撮影法
望遠で近づけば撮れるのですが、いくつか条件があります。
レンズの最短焦点距離
これはレンズごとに違うのですが、例えばこの「EF 70-200mm F2.8L IS III USM」は最短撮影距離が1.2メートルとなります。
これは1.2メートルよりも手前側にあるものにはどう頑張ってもピントが合いませんよということです。
なのでその最短撮影距離よりも少しだけ遠くに被写体を置く必要があります。
最大撮影倍率
よく見るけどなんぞ?という人も多いと思います。
理屈はわかるけど私もその倍率だとどれだけ大きく撮れるかをイメージできる程ではありません。
と言ったらお気づきの方もいると思いますが、どれだけ大きく撮れるかの指標になります。
先ほどの「EF 70-200mm F2.8L IS III USM」を例にすると、このレンズは最大撮影倍率が0.21倍となります。
じゃあこの0.21倍って何ぞって当然思いますよね?
それはカメラのセンサーにその被写体の実物の大きさの何倍で写すことができるか、ということです。
0.21ということはざっくり1/5で撮影できる、ということは5センチの棒を撮影する際にイメージセンサー上では1センチの大きさが最大の大きさということです。

言葉じゃわかりづらいと思って絵を書いてみましたがこれもわかりづらい?笑
本格的なマクロレンズは1倍とかで撮影できたりするので、寄れてかつダイナミックに撮影出来てしまうのです。
テレマクロ的に撮影するとどうなる??
なんとなくテレマクロ的な撮影についてわかっていただけたと思いますが、活用方法が見いだせない方もいらっしゃると思います。

Camera:Canon EOS 5D mark3 Lens:Canon EF 70-200mm F2.8L IS III USM
焦点距離:130㎜ F値:F2.8 シャッタースピード:1/1250 ISO:400
普通に歩いているだけだと秋も終わって冬支度な雰囲気の景色で色もなく楽しくなかったのですが、地面を見ると落ち葉の中に栗があったりで面白いかな?で撮ってみました。
周りの風景は大したことないのにこう撮るとなんかお洒落になりませんか??

Camera:Canon EOS 5D mark3 Lens:Canon EF 70-200mm F2.8L IS III USM
焦点距離:200㎜ F値:F5.6 シャッタースピード:1/400 ISO:100
このジュエリーアイスも実はものすごく小さな氷でたばこの箱の半分くらいのサイズ、しかもまだジュエリーアイスがほとんど上がっていなく、撮れる氷があまりなかった状況ですがこのように撮影してみると大きく、さらに背景もボケるのでなんか氷有りそうな雰囲気、伝わりませんか??
まとめ
いかがでしょう?
テレマクロで撮影すると周りの撮りたくないものを排除でき、部分的な綺麗なモノだけを大きく撮影できるので、なんてことない場所やロケーションが良くない場所でもよい写真が撮れたりします。
とりあえずのつもりで標準レンズと望遠レンズの2本があればきっといい写真が撮れますよ(^^)/

望遠レンズについても合わせて読んでみてください(^^)/
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