TTArtisan 11mm F2.8購入!初魚眼レンズの作例とレビュー

今までEFの16−35mm F4L IS USMを使ってましたが、もう少し広く撮りたい、明るいレンズが欲しいと思うことが何度かありましたσ(^_^;)

そこで、当初はSIGMAの14mm F1.8の超広角レンズを買おうかなぁと思っていたのですが、星と16mmで足りたい時くらいしか使わないかもしれない、出目金で気を遣う、使用頻度の割に高めといった理由で足踏みしてましたσ(^_^;)

そんな時に寿都で星空撮っていると隣で魚眼レンズを使って町明かりと天の川を撮っているのを見て、こんな画角あったら楽しいだろうなーと思って魚眼に興味を持ってその時から魚眼レンズを探し始めてみました( ^ω^ )

そして、今回購入したのがTTArtisanの11mm F2.8 Fisheyeというほぼ無名なレンズに手を出してみたわけです笑

今回はそんなレンズの作例、どんなレンズなのかレビュー含めお伝えしてきたいと思います( ^ω^ )

TTartisanとは

そもそもTTArtisanって聞いたことないですよね?

これでティーティーアーティザンと読みます(^o^)

銘匠光学という中国のメーカーなので、抵抗ある方もいるかもしれませんが、ネットで軽く調べた感じは写りは悪くなさそうで、攻めた感じのレンズを低価格で色々出しているメーカーになりますd( ̄  ̄)

そして、なんとRFレンズも出しているのでマウントアダプターもなしでそのままレンズを取り付けできます!(そのほかZマウント、Eマウント、Lマウントなど多数のマウント版があるみたいです)

ただ、取り付けができるだけで、電子接点がないので、絞りもオートフォーカスもカメラ側ではできず、レンズで絞りの調整とマニュアルフォーカスでのピント合わせが必要になります(^_^)a

なので、安いからとカメラの操作に慣れてない方が手を出すと結構痛い目見るかも??

TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye

そんなTTArtisanが出している11mm F2.8 Fisheyeについてお伝えしたいと思います。

外観

11mmでF2.8となるとかなり巨大なレンズを想像しませんか?

シグマの14mmはF1.8ですが、めちゃくちゃ巨大だし、タムロンの15−30mmのF2.8なんかも出目金で結構大きい、F2.8とかの明るいレンズは自ずと大きい?(撒き餌レンズは小さいですが笑)

ですが、TTArtisanの11mm F2.8はかなり小さい部類かと思います!

TTartisan 11mm F2.8 Fisheye

Camera :iPhone13Pro

レンズ単体ならポケットに入るサイズ感なので、そっと忍ばして持っていけるってどこかの記事に書いてましたが、もしそっと持ってって超広角つけた時、元々付いてたレンズはポケットに入らないでしょうからバックは持っていくことをお勧めします笑

そして、何気に重いです!

金属の鏡筒で小さいながら詰まってる感あってズッシリときます!

調べてみると500g弱だけどサイズが小さいからか重く感じます(^_^)a

TTartisan 11mm F2.8 Fisheye

Camera :iPhone13Pro

カメラにつけるとこんな感じでめちゃくちゃ小さいです!

そして、なんとなくライカっぽい見た目のレンズです!

レトロ感あってR5だと違和感ありますがかくばっている感じのボディだと見た目のバランスも良くなりそう!(キヤノンにはそういうカメラないですね。。。)

TTartisan 11mm F2.8 Fisheye

Camera :iPhone13Pro

そして前玉は出目金なので、フィルターなどは使えません( ̄O ̄;)

申し訳程度にあるフードは固定されており、取り外しなどはできません。

レンズキャップは被せ式なのですが、結構外れやすいので、持ち運ぶ際は何か輪ゴムのようなものなどで取れないように工夫した方が良いかも?

比較対象

今回、こちらのTTArtisan 11mm F2.8 Fisheyeを買う前に比較検討したレンズがありました。

SAMYANG 12mm f2.8 ed as ncs fish-eye

サムヤンという名前は聞いたことある方も比較的多いのではないでしょうか?

フルサイズレンズとは思えない価格でいろんなレンズを出しているメーカーです!

こちらはキヤノン用はEFマウントのレンズになるのですが、マウントアダプターを使えばRFマウントでも使えるはずです。

そして、私のマウントアダプターはコントロールリング付きでISOを割り当てているのでレンズ側で絞りとフォーカス、ISOを調整できて(ISOはカメラ側でも可能)より便利なのではないか?と思ってました。

ただ、ミラーレスに合わせて作っているレンズはバックフォーカスなどのメリットがあるのかな?と思って少しでも写りがいい方がいいなぁと思って今回はTTartisanを購入してみました(^ ^)

 

TTArtisan 11mm F2.8 Fisheyeの写りと使用感

まぁレンズがどんな見た目であろうと重要なのは写りです( ̄∇ ̄)

初の魚眼レンズ!さらには中華レンズなので撮るまでどんな写りなのか不安と期待が入り混じってました笑

そして初のマニュアルフォーカスのみのレンズなので写りと使用感などのレビューもしてみようかと(^ ^)

超広角的な撮影

魚眼レンズといえど歪まない場所があります!

TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye

Camera:Canon EOS R5 Lens:TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye
焦点距離:11㎜ F値:F8(位) シャッタースピード:1/320 ISO:100

地平線を真ん中に持ってくると超広角的に撮れます!

そして、F値に位とつけているのは、電子接点ないのでEXIFデータレンズ情報がありません笑

なので確かそれくらいで撮ったよな〜と記憶をもとに記載してます笑

そして、11mmと超広角なので1m先から無限遠?絞ればどこにでもピント合ってる感じになります!

なのでマニュアルフォーカスでもそこまで苦労することはありません( ^ω^ )

ただピントを追い込もうと拡大するも、超広角で被写体が小さくなるので、ピンボケなのか拡大によっての画素数不足なのか、無限遠になっているかの確認がよーわかりません笑

等倍で見る分には綺麗に写ってるから無限遠ってことでいいのではないかと思ってます笑

光条の出方

魚眼って中心線以外外側にいくにつれてどんどん歪んでいくイメージありませんか?

なので広く撮って絞っての光条ってきっと変な形になっているんだろうなぁとか思ってました( ̄O ̄;)

ですが撮ってみるとすごく良い感じに写ってくれます!

定山渓ネイチャールミナリエ

Camera:Canon EOS R5 Lens:TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye
焦点距離:11㎜ F値:F11(位) シャッタースピード:13秒 ISO:100

光条が出るようにF11くらいまで絞ってみました。

真ん中の光条はもちろん、端の光条も結構シャープじゃないですか??

なんでもTTArtisanの魚眼レンズに関してはステレオ投影という珍しい投影方式なので歪みが少ないみたいです。

TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye

Camera:Canon EOS R5 Lens:TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye
焦点距離:11㎜ F値:F11(位) シャッタースピード:13秒 ISO:100

というのも、先ほどの写真の左下の角の葉っぱなのですが、これだけみると歪みないですよね?

魚眼というと四隅は変に伸びたりするイメージあるのですが、ステレオ投影というのが自分も理解してないのですが、そのスポットのみ見ると歪みが少ない投影方式?色々調べてみたのですが、球面を平面で表現する方法で北極と南極がどうのって説明があったのですがよくわかりませんでした笑

ただステレオ投影方式だと歪みが少ない性で?11mmなんだけどサムヤンの12mm魚眼レンズなどよりも画角が狭いそうな?

まぁいずれにしても魚眼だけど歪みが少ないレンズということで魚眼初心者の私には扱いやすいレンズのような気がします( ̄∇ ̄)

魚眼風に撮影したらやっぱり魚眼

まぁ当然ですが、少し中心線からずれれば魚眼ならではの歪みが出ます!

定山渓ネイチャールミナリエ

Camera:Canon EOS R5 Lens:TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye
焦点距離:11㎜ F値:F13(位) シャッタースピード:25秒 ISO:100

これ、F値覚えてません笑

ただ最低でもF11、最大でF16だったと思います( ̄O ̄;)

少し下に向けて地面を撮りつつ、イルミネーションが入るように撮影してみました!

道が左右に伸びてますが、下のタイルを見ると直角より若干鋭角に曲がっているのですが、左右に奥に伸びる感じに撮ることができていかにも魚眼って感じに撮れました( ^ω^ )

道がなければ歪みに気付きづらいかもですが、魚眼だからとなんでも歪ませると違和感につながると思いますが、魚眼と分かりつつもイルミネーション部分は広角感が残っている感じに撮れると奥行き感が出て素敵なのかな?まだ撮り方については研究中です笑

TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye

Camera:Canon EOS R5 Lens:TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye
焦点距離:11㎜ F値:F13(位) シャッタースピード:25秒 ISO:100

そして上の写真の球体イルミネーションの左上くらいですが、枝とか見ると結構シャープじゃないですか??

葉っぱなどは長秒露光なので揺れて被写体ブレのようになっていますが、枝とか見る限り結構な解像感あるように思います!

まぁ絞り込んでいるからというのもあるとは思いますが、R5の画素数でそれなりにしっかりと解像しているので良いレンズなのではないでしょうか??

まとめ

実質3万円程度で購入できてしまう、TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye ですが、マニュアルフォーカスでも撮影は問題なさそうです!

魚眼を使ってみたいけど使用頻度少ないから躊躇している方などは是非こちらのレンズ使ってみるとよいとおもいますよ(^ ^)

 

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