ファインダーは右目?左目?どっちが正解??

カメラでファインダーを覗くとき、皆さん無意識のうちにどちらかの目で見ていると思います。

私は右目で覗いています。

友人に撮影してもらった私

なんの違和感もなかったのですが、ふと友人を見ると左目で覗いていました。

友人

どちらが正解なのだろうと疑問に思ったので調べてみたので、同じようにどっちで覗いたらいいんだろうと疑問に思った方は参考にしていただければと思います。

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カメラの作りから考えてみる

少なくとも私の知っている一眼レフカメラは、全て右手でシャッターボタンを押して、左手でレンズを持つような形で出来ています。

これならあえて左手でシャッターを押そうと考えないと思うので、どう持てばいいかは簡単だと思います。

そしてファインダーはほぼカメラの真ん中上部にあり、構えると顔が隠れるような作りになっています。

そして、人間の顔で飛び出ているところといえば鼻かと思いますが、そこがぶつかるかぶつからないか、ここって結構重要なのかな?と思います。

だって私、鼻の脂多いんですもの笑

液晶のところにべっとり脂付いたら照れるじゃないですか笑

右目で覗けば、顔の左側がカメラの外側にはみ出る形になって付着する脂の量を減らせます笑

そして、鼻がぶつからずに撮れる分、集中して撮れたりするような気がしますが、ぶつかっても気にしない人や慣れてしまってる人、鼻の脂が少ない人はあまり関係ないのかもしれませんね笑

右目で見るメリット

カメラ的には右目の方が良さそうですが、他にメリットがないのか考えてみたところ、右目で覗けば左目も使えるというのは大きなメリットになりそうです。

特に、望遠レンズで撮影しているときに感じますが、被写体を見失ったときや風景の中に入れたいもの、入れたくないもの等、ファインダーで覗いている画角より広く見ることができます。

カメラから目を離せよと言われたらそれまでかもしれませんが、ヒコーキの月丼を狙っているときなど、その一瞬が大事な時ってファインダーから目を離すことってできないですよね??

Camera:Canon EOS 80D Lens:TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
焦点距離:329㎜ F値:F6.3 シャッタースピード:1/500 ISO:200

左目で見えていたらそれができるのでタイミングを合わせやすくなるのです。

ただし、両目の画角が違うので、結局はどちらかの目でしか光景を把握できなかったりで慣れるまでは両目で見るのは難しいと思います。

ちなみに、左目でファインダーを覗いていると、右目を開いてもそこに見えるのはシャッターボタンを押そうとしている自分の右手が見えるはずです笑

左目で見るメリット

ここまで右目押しでお話してきましたが、左目で見るメリットを調べてみました。

縦位置で撮影するとき、シャッターボタンを下にして撮影するのが右目で覗くよりも簡単にできると思います。

先ほどの鼻に当たるお話ですが、シャッターボタンを下にする縦構図での撮影であれば左目で覗けば鼻をかわせます。

そしてシャッターボタンを下にすることで右の脇を締めることができるので手振れもしずらい体勢が作れるのではないでしょうか??

右手で撮る際はシャッターボタンを上にあげて撮ることが多いと思うのですが、どうしても脇が開いてしまいブレ易くなるので、これは左目で撮影するメリットの一つかと思います。

(そもそも縦位置多用する方はバッテリーグリップ付けていそうですが笑)

また、左目や左手等体の左側で行う作業は右脳が大きく関係するそうです。

右脳はイメージ力や想像力、感覚に関する情報処理をしているみたいです。

ピカソやベートーベンとかも左利きだったらしいと聞くと芸術家に左利き(右脳派)が多いそうな。

写真って、どう撮ろうとかこうなれば素敵になりそうといった想像力や感性ってすごく大事な要素だと思うんですよね。

風景やスナップ等が主な人はもしかすると左目で覗くことで右目より良い結果になることがあるのかもしれませんね。

利き目というのがある

よく、右利き左利きといった利き手があるように、目にも利き目というのがあります。

最初両腕伸ばして輪っかを作って何か目印になるものを輪っかの中に入れてください。(少し遠くにある小さな目印の方がわかりやすいかもしれません)

この時はもちろん両目開いて捉えてくださいね!

そして腕を動かさず、片目を閉じてみるとどちらかの目で見た時、目印の位置がずれたり見えなくなったりすると思います。

ズレて見える時に閉じていた方の目が利き目ということになります。

おそらくファインダーを無意識に覗いている目はほとんどの方が利き目だと思いますが笑

まとめ

右利き右目で覗きやすいようにカメラは作られているものの、撮り方次第では左目で撮影しても問題なさそうです。

どちらで覗くのが正解とか不正解とかは特にないので、結局のところしっくりくる目で見るのが一番ということですね(-ω-)/

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