カメラライフで見る世界が変わる

カメラを始めてからは今まで見向きもしなかったモノに興味を持つようになりました。
まずはじめは星でしたが、昼間も撮るものはあるはずと探し始めるようになりました笑

今回はカメラを始めたばかりの時の写真を紹介、これからカメラ始める方、興味がある方に少しでも楽しさが伝わり、初めてでもちょっとしたことでいろんな表現ができる、撮ってみたいと思って頂ける内容を目指します笑

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撮り方で変わる表情

まず最初に、同じ場所でも撮ろうとするもの次第で表情が大きく変わる、写真ってすごいと思った最初の?感動でした笑
IMG_0207
焦点距離:25㎜ 絞り値:F2.8 シャッタースピード:1/8000 ISO:500

これは滝を止めてみたいと思って撮った写真です。
一滴一滴がくっきり見え、滝を止めることができました。
でもなんか物足りなさというか力強さというか豪快さ?のようなものに欠ける感じがします。

IMG_0229
焦点距離:50㎜ 絞り値:F1.8 シャッタースピード:1/8000 ISO:640

これは同じ場所で手前の木にピントを合わせて背景をボカしてみました。
望遠になってるせいもありますがボケている滝には力強さ、そんな中懸命に生きてる草木なイメージできませんか??
なんか雪解け水で激しい中の新芽的な新しい命みたいなイメージです。
イメージできない??私の感覚おかしいみたいです笑
ただこの写真、撮ってる時はそんなことは考えずただボカしたい!だけで撮っただけですが、何気に好きな一枚だったりします笑

撮り方や何にフォーカスするかで写真の表情が大きく変わる、なので同じ場所で撮っても撮る人が違えば写真も違う、そんなところがまた面白いのかもしれないですね!

設定で変わる表情

撮り方やフォーカス以外にも写真に変化をつけることができます。
IMG_0369
焦点距離:50㎜ 絞り値:F13 シャッタースピード:0.8秒 ISO:100

これは絹糸みたいな滝を撮ってみたいとやってみたものです。(最初の画像とは別の場所の滝です)
いかにも滝が流れているのが想像つくような動きある写真に仕上がるのです。
大きく違うのはシャッタースピードで、遅くすればするほどシャッターが開いている間に動くものがぶれるからこのように撮ることができます。
シャッタースピードを遅くするために絞りを絞って暗くし、明るさを調整しています。

さらに、絞る事で手前から奥までピントが合うようになります。

これは説明が難しいですが、目が悪い人がたまに目を細めて物を見たりすると見えることがあると思いますがきっと仕組みは一緒です笑

設定を変えても同じ明るさになる仕組み

そもそもシャッタースピードや絞り値を変えてもなぜ同じような明るさで撮影できるか。
これが一眼レフの特徴でもあり楽しい理由でもあると思ってます。
通常売っているコンパクトデジカメやスマホカメラなどではそれを自動でやってるからいつでもどこでも同じような写真が撮れるのです。
それを手動でバランスを変えてあげることで写真の表現が変わるのです。
と言われると難しそうと思われるかもしれませんが、実は3つの要素だけで明るさは決まっているのです。

では果たして何をどうしているのか、別のものに例えて口下手ながら文で頑張って説明してみます笑

どんなサイズでもいいのでコップと蛇口を想像してください。
コップいっぱいに水を貯めるとき、少量の水を時間をかけて貯めるのと勢いよく短時間で貯めるの、いっぱいにするという目的では同じですよね?

これがISO感度とシャッタースピードの関係だと思ってください。
水の勢い=ISO感度
水を出す時間=シャッタースピードです。
ISO感度を上げると(水の勢いを強くすると)早いシャッタースピードで撮れる(短い時間で水がたまる)
ただ、勢いよく水を出すと跳ねて汚くなりますよね?それも同様でISO感度を上げると細かい点や細部のつぶれ等が発生し、写真が汚くなるのです。

次に蛇口の水を出るところを大きくしてみましょう。
すると勢いは同じでも早く水が溜まりますよね?

これは絞り値とシャッタースピードの関係だと思ってください。
そもそも絞り値とは光の通り道の大きさのことなんです。

小さな蛇口(絞り値が高い)と大きな蛇口(絞り値が低い)で同じ勢いで水を出すと大きな蛇口の方(絞り値が低い方)が早く水がたまる(シャッタースピードが早くなる)

これがわかるといろいろな設定で撮ってみたくなると思います。
よく写真を撮っている人を見ると、三脚に乗せて同じ場所から何枚も撮ってる人見かけませんか?
鳥などの動くものは別として、風景などの場合は同じ構図で設定を変えて何枚か撮ってベストを探っているからだと思います。

まとめ

スマホ等では1枚撮ると大体満足して次に撮るもの探すと思いますが、一眼レフの場合はそこから設定を変えてもう1枚、2枚と撮っていくと設定の違いでの写りの変化もわかるようになり、その中のベストなショットは今まで撮ってきた写真よりもよりすごいと思える写真に出会えるようになると思います。
それを繰り返すことでこういうシーンはこんな風に撮りたい、だから設定はこんな感じかな、と始めからある程度設定もできるようになると思います。
一球入魂もいいですが、数打ちゃ当たる戦法がカメラを上達する近道だと信じてます。

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