カラーマネジメントモニターが欲しくてBenQのSW271C買ってみた

以前からずっと欲しいと思っていたカラーマネジメントモニターをようやく導入することができました( ^ω^ )

現像する時にMacBookProのモニターでも色域は広いけど13インチのモニターだと出先ではいいけど家ではもっと大きなモニター見ながらやりたいなとかせっかくならadobeRGBの色を見てみたいなぁとか思ってたし、R5で撮ってるしせっかくなら4Kの高精細なモニターで見たい!(4Kでも解像度足りないけど笑)

そこで選んだのはBenQのSW271Cというモニターなのですが、これを選んだ理由とか他に考えていたモニターの話とか、これから写真用にモニター欲しいと思っている方の参考になるような、私なりの考えとかをお伝えしたいと思います(^ ^)

BenQ SW271Cの魅力

そもそもSW271Cってどんなモニター??ってとこから。

画質

BwnQ SW271C

Camera:iPhone11

27インチモニターで解像度は3840 x 2160の4Kでドット感なくすごく高精細!線が細いです。

そして、adobeRGBに99%、Display P3(MacBookProと同じ色域)に90% カラービットが10bitで10億7000万色の表示色でグラデーションとかも綺麗に出てくれる本格的な写真用モニターになってます!

そして、時間と共にモニターも色ずれしていくのですが、それを校正することができるハードウェアキャリブレーションにも対応(別途キャリブレーターが必要)しているので、常に正しい色で現像作業ができます( ^ω^ )

また、遮光フードも付属しており、部屋の明かりや太陽光などがモニターに当たって違う色に見えるといったことも防いでくれます!

並べて比較可能

モニター2枚の時点で比較できるのですが、そもそもモニターの中で色を分けて比較することもできます!

SW271C

Camera:iPhone11

左がadobeRGBで右がsRGBで表示してみました。

iPhoneのカメラで撮っても差が分かりませんが、adobeRGBの方が色がしっかり出ているのが肉眼でわかります!

なので普通のモニターで見たらどんな感じなんだろう?って時にすぐ比較できるし、なんならホットキーパックG2なるリモコン見たいので色域を変更できるので、フルスクリーン状態でも簡単に見え方チェックができてしまいます!

内蔵スピーカーは無し

写真用なので不要という方も多いかもですが、たまにyoutubeなど見る際には必要になるスピーカーは内蔵されていません。(ヘッドホンジャックはあるのでスピーカーを取り付けることは可能)

なのでlogicoolのZ150という2000円程度のPCスピーカー買ってきて付けてみました。

電気屋さんに行ってスピーカー聴き比べしてみたのですが、ちゃんとした音鳴るのは結構お高くて、安いのはチープな感じだったのですが、Z150はその中ではそこそこしっかりと音がなっていてコスパが素晴らしいと感じました!(隣にあったJBLの8000円ほどのスピーカーと比べても中高音は差がない印象でした)

ただし、低音は結構割れてしまうので、もし音楽とかもPCで聞く、いい音で聴きたいということであれば別のスピーカーやヘッドホンなど用意した方が良いと思います。

接続端子

SW271Cには接続端子が多数あります!

SW271C 接続端子

BenQ HPより

HDMIのポートが2つにUSB-Cが1つ、ディスプレイポート1つといろんな機器を接続できます!

ちなみにUSB-Cは60Wの電源供給もできるので、MacBookProを接続したらUSB-C1本で電源確保もできてしまいます。

さらに左サイドにはUSBポートとSDカードスロットがついています!

USB-Cで接続して、モニターのUSBポートに外付けHDDなどさしておけば線一本で外部出力、給電、データ転送できてしまうのでPC周りをスッキリすることができます( ^ω^ )

ゲームもできる

PC以外でもHDMIで接続できる機器、私の場合はSwitchを接続してゲームにも活用しようと思ってます!

SW271C

Camera:iPhone11

実はゲームでも利用を想定して今回SW271Cにしたというところもあったりします笑

4K60Hzで出力可能で応答速度が5msとカラーマネジメントモニターとしては速い部類なのも良いところ!

ゲーミングモニターとかであれば1msとか4K144Hzとかもっと凄いのありますが、Switch自体がそもそも4K対応してないし最大60Hzまで、Apexに関しては30Hzまでなのでそこまで早くないモニターでもSwitchなら全然行けます!

他の選択肢

今回はBenQのSW271Cを買いましたが、購入検討の時にはほかのモニターも比較検討していました!

EIZO CS2740

カラーマネジメントモニターの最高峰はやっぱりEIZOってイメージありますよね??

実際写真の現像のみで使うのであればEIZOのモニターで決まりでした笑

EIZO CS2740

EIZO HPより

スペックはSW271Cとほぼ同じで、27インチ 4K adobeRGB99%出力可能のモロ写真用のモニターです。

価格もSW271Cとほぼ同じなので、一番の競合モニターではないでしょうか?

ただし、CS2740は遮光フードが別売りでそれが2万円ほどしますので実質2万円くらい高いのかな?まぁこの価格帯のモニターで2万は誤差の範囲な気もしてしまいますが(私だけ?笑)

また、応答速度が10msと少し遅く、ゲームなどで利用するとなると残像とか気になったりしないかな?というところでSW271Cに軍配が上がった感じです。

ViewSonic VP2785-4K

ViewSonicって??って声も聞こえそうですが、アメリカの会社で30年ほどの歴史のあるモニターやプロジェクターなどの映像機器メーカーです。

ViewSonic VP2785-4K

ViewSonicのHPより

adobeRGB 99%、Display P3 95%とスペック上はSW271Cより上。

それでいて価格がなんと10万円前後とかなり安い!正直これで全然いいと思ってました笑

ハードウェアキャリブレーションも出来て正直数字上のスペックでは文句なしの良さそうなもの。

とはいえレビューはまだ多くなく、少ない口コミの中には色むらがあるとかで当たり外れがありそうな雰囲気?

また、こちらもモニターフードは付属していないしオプションでもなさそう?

一応ネットで検索すると出てくるけどこれが正規品なのかよくわからず、そもそもフードを引っ掛ける穴とかがないらしいので本来はオプションとしても用意するつもりがなかったのでしょうか?

27インチ 4K adobeRGB 広色域モニターとしては破格ですが、一度買ったら長く使うであろうモニターであまり冒険したくないなと思って見送りましたσ(^_^;)

とはいえこの価格でスペック通りの代物であればめちゃくちゃ良さそうなのでSW271Cが調子悪くなった時にもっとシェア伸ばしていたら使ってみたいところです。

まとめ

過去の写真を見直してみるともう少しこうしたいというのが出てきてまたいじり始めました!

やはり写真をやっているなら正確な色で現像作業進めていくのが理想なので、広色域モニター1台あるだけでより楽しいカメライフを送れそうなので、4Kじゃないにしても広色域モニターでの現像、おすすめですよ!

SW271Cがキャリブレーションしてよ!と言うのでSpyderXを導入してキャリブレーションしてみました(^ ^)

BenQのSW271CをSpyder Xでキャリブレーションしてみた!
去年の年末に導入したカラーマネジメントモニターのBenQSW271Cですが、キャリブレーションできるにも関わらずキャリブレーターを持っていなかったのでずっとそのまま使っていました(^_^)a使っていたのですが、どうも色がズレてきているような...

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