角形フィルターを導入!KANIの100mmスターターセットで十分!?

前々から角形フィルターは欲しかったのですが、室蘭での撮りフェスで長秒露光講座を受けてその熱がガッツリ上がり、三国峠の朝日でこれ必須だろ!と思い、12月頭に再度オンネトー行くが去年無くて苦労したのを思い出したのでついに導入しました( ^ω^ )

まぁ導入経緯が多すぎる件については一旦置いといて笑

導入するにあたって考えたこととかKANIを選んだ理由なんかをお伝えしたいと思います(^ ^)

角形フィルターとは

そもそも角形フィルターって??と言う方もいるかもしれませんので一応

kaniフィルター

Camera :iPhone13Pro

通常レンズの前につける保護フィルターやNDフィルターといったガラスのフィルターは円形が多いと思います!

ですが、このように長方形のガラスを専用のホルダーに挟んだりくっつけたりして使用するフィルターが角形フィルターになります(^ ^)

角形フィルターの導入メリット

円形のフィルターがある中、なぜわざわざ大きくてなんか取り扱いしづらそうな角形フィルターを使うかと言うと、大きく二つ理由があると思います。(私の使い方の場合)

ハーフNDフィルターがあるから

上の写真も真ん中のところが黒くなっているのわかりますかね??

長方形なので、フィルターを上下に動かして、ND効果が出るところを調整できるのがメリットです( ^ω^ )

風景を撮ると空に露出を合わせると地面が暗くなり、地面に合わせると空が白飛びしたりしたことありませんか??

主に朝日や夕日など撮る時が多いと思いますが、そう言う時に空を暗くすることで地面との露出差を少なくすることができるので空を暗くして地面を明るく撮ることができるようにするのです(^ ^)

フィルターの重ね付けができる

もちろんフィルターは透明であろうと光の障害物にもなるので、画質の劣化なども全くないわけではありません。

ですが、水面を平らにしつつ中が見えるようにしたい!とPLフィルターとNDフィルターを重ねたりすることってあると思うんですよ!(私だけじゃないと思ってます笑)

円形フィルターでもできなくはないのですが、重ねる分フィルター枠が2倍以上の厚さになるため、広角でケラれがでたりして後でトリミング作業が必要だったり、若干望遠にして撮影しなければいけなかったりします。

画角がそれで足りるならいいですが、広角ギリギリで撮りたいと思った時に撮れない時、蹴られずに同様のことができれば、、、と思ってる方!角形フィルターならできますよ!笑

様々な角形フィルターメーカー

角形フィルターを買うとなると、まずはメーカー選びから始まると思います!

有名どころだとNiSi、KANI、H&Yの3社でしょうか?

NiSi

NiSiはレンズごとの専用ホルダーが多い印象で、以前考えていた広角レンズのSigma 14mm ArtのホルダーもNiSiから出ていた記憶あります。

また、角形フィルターを世の中?日本?に広めたのはおそらくNiSiではないでしょうか??

というのも、多分角形フィルターで日本国内一番最初に出てきたのはNiSiだと思います。

当初はプロやめちゃくちゃ拘っているごく一部の人しか持っていなかった角形フィルターですが、今や朝日を撮りに行くと必ず数人が使っている光景を見るまでになった角形フィルターの最初のメーカーって考えると老舗メーカーと言っても過言ではないかも?

さらに、出目金レンズでも使えるホルダーがあるので、通常の保護フィルターやNDフィルターを取り付けできないレンズでも取り付けできるかもしれませんので、そう言うちょっと特殊なレンズでフィルターワークしたい方はNiSiがいいかもしれません(全部のレンズに対応しているわけではないので、事前に調べてみてください)

H&Y

こちらは最近よく聞くようになったメーカーですね!

一番の特徴はフィルターをスリットに差し込んでスライドさせるタイプでは無く、磁石でくっつけて動かすタイプのフィルターになっていることですね!

フィルターを使っていると結構動かすことが多いですが、磁石でくっついているだけだとスライドも楽だし、外すのも楽( ̄∇ ̄)

逆に外れやすさもありますが、外れないようにするロックみたいなものもあるそうなので、持っているレンズが全て保護フィルターなどが使えて82mmまでのフィルター径のレンズしかないと言うことであればこちらの方が運用は楽かと思います!

また、ガラスもゴリラガラスという固いガラスを使っているため、割れるリスクが少ないのも特徴、私の携帯のフィルターもゴリラガラスの保護フィルターを貼っていますが、何度も落としているのに割れないので本当に強いのではないかと思ってます( ^ω^ )

また、有名メーカーの中では後発メーカーのため、フィルターの質も問題なく、他のフィルターメーカーの使いづらさを改善したようなホルダーを出している様子です。

デメリットとしては出目金レンズなどに対しての専用ホルダーはあるものの、他2社と比べると少ないため、ちょっと古い出目金レンズや広角レンズで使うと言った時には対応してない可能性があるため注意が必要です!

KANI

そして、今回私が購入したKANIのフィルターです!

こちらはフィルターの質には定評があり、一昔前はKANIが一番と言われていたこともあるそうな?

というのも、KANIの創業者がフォトグラファーで、性能に対してめちゃくちゃ拘ったフィルターを作っていると言うのが品質がすごく良い理由とのこと。

さらには全て直販に拘り店頭ではイベントとかない限り多分見ることができません。

何かあればエンドユーザーへの責務をしっかり果たそうと考えているめちゃくちゃ写真に熱い会社という印象です!

そして保護フィルターなどが取り付けれるレンズならば大体対応できます!

ホルダーの種類も多数あるので、新しい出目金レンズなどは結構対応しているっぽいです!

ちょっと特殊なレンズを使っている方はKANIもおすすめです!

私が選んだ理由もここで、他のメーカーは100mm幅のフィルターホルダーの場合、たいてい82mmのフィルター枠のレンズにしか取り付けができないのですが、KANIは95mmのレンズでも専用のアダプターを付けることで使うことができます!

RF 28-70mm F2L USMを導入したことで、95mmでも使えるフィルターを探したところKANIかNiSiのみっぽいので私は室蘭で雨の中使わせてもらったkaniを選びました( ^ω^ )

3社間での違い

フィルターの質に関しては一時期KANIが良いと言われていたらしいですが、フィルターの質は日進月歩で良くなっているらしく、この3社でフィルターにほぼ差はないみたいで、どれを選んでも色被りが酷かったりゴーストがひどいといったことはないようです!

なのでホルダー基準で選んで問題ないと思いますし、2mm厚でホルダーサイズに合うものであればホルダーとフィルターのメーカーは別でも使用することができます( ^ω^ )

82mmまでのフィルター径のレンズしか使わないならH&YがドロップインでCPL付けれたりマグネットでフィルター付けれたりと使いやすそう、とはいえアダプターとホルダーの取り付けはKANIがすごく楽なので出目金や頻繁にレンズの付け替えをする方はKaniが良さそうな印象です!

一方でNiSiはホルダーがいっぱいあるので、自分の使っているレンズがつけれるホルダーが他社にはない!という時にはNiSiでシステム組むのが良いと思います!

細かい違いはあれど、どのメーカーを選んでも後悔するようなデメリットはないかなと思います。

KANIフィルターのメリット

正直有名どころのフィルターメーカーであればどこのフィルターでも良いと思います!

その中でKANIを選んだ理由、さらにはスターターセットを選んだ理由をお伝えしたいと思います( ^ω^ )

95mmが使える

フィルター枠95mmが100mm幅のホルダーで使えるって結構凄いことな気がします!

もちろん制約はあって、内蔵できるCPLのアダプターは使えず、95mm用のアダプターを付ける必要があります。

ただ、同じくフィルターネジで取り付けする形なので、円形CPLフィルターにネジが切ってあればそこにアダプターをつけてホルダーをつければCPLと角形フィルターが同時に使えます(^ ^)

フィルターへのこだわり

そもそも、角形フィルターの縦の長さが150mmとかありますがその全てを一度に使えるわけではありません(>人<;)

せいぜい縦は50~60mm程度、横は75mm程度でしょうか?

なのに半分より上がNDでリバースやソフトハードなどたくさんありますが、使っているのはその境界線付近のみなのです!

であれば下にハード、上にソフトのND領域を設ければ上下ひっくり返して2種類のフィルター効果を1枚で表現できる!って考えたKANIはすごいと思います!

空を広く映したり、縦構図などでデメリットはあるものの、横がメインでたまに縦を使う程度なので、私にとってはこういうフィルターは大歓迎です!

KANIのハーフND

KANIのHPより

また、山と山の間の日の出用ハーフNDなどちょっと使うシーンが少なすぎません??って変態的なフィルターも作ってたりで、使うシーンが少なかろうと確実に良くなるとわかれば商品化してしまうような素晴らしいフィルターメーカなのです( ^ω^ )

フィルターセットが多い

ホルダーは共通ですが、セットになるフィルターが色々な組み合わせで用意されています!

KANIフィルターセット

KANIのHPより

数えてみると22個セットがありました笑

単品ずつももちろん買えますが、自分が欲しいセット内容であれば少し安く購入することができますd( ̄  ̄)

どれがいいかなぁと考えながら比較するのって楽しいですよね笑

初の角形フィルターならKANIのスターターセットで十分!?

私も購入する時色々見てみました!

もちろん今まで角形フィルターを使っていて、その入れ替えであれば何をよく使ってたからそのフィルターと簡単に選ぶことができると思いますが、初めての購入であればそうもいきません。

KANIフィルター

Camera :iPhone13Pro

ですが、実際スターターセットで十分なんじゃないか?と思って実際に購入してみたのです。

スターターセットの内容

スターターセットって平凡な内容のものがセットになっている印象ありますよね??

KANIフィルター

Camera :iPhone13Pro

ですが、実際にはCPL、ND1000、Dual Purpose 0.75がセットになっております!

CPLはわかる!でもND1000って一般的な暗さなのでしょうか??笑

また、下がハード、上がソフト(ミディアム)でひっくり返してそれぞれの効果のハーフNDとして使えるパーパスフィルターがスターター?ハーフNDで定番ってソフトGNDの0.9とかな印象なのですが??笑

パーパスフィルターって癖はあるけど上手く使えば大抵の撮影こなせちゃうんじゃないの??って思っちゃう素敵フィルターです!

KANIフィルター

Camera :iPhone13Pro

他のセットはハードやソフトのGNDが1枚ずつ入ってたり、リバースが入ってたりするけどND1000が無かったり、シーンごとの特化が多いイメージですが、スターターセットに関してはそれだけである程度のシーンに対応できる内容だと感じました( ^ω^ )

強いていえばパーパスの0.75はND6(2.5段分)と同じ減光効果なので、太陽が画角に入ったり画角付近にある場合には減光不足になります!

そこにリバースの0.6(ND4)があれば重ねてちょうど良くできるのではないか、であればサンライズセットがすごく優秀な気がするのです( ̄∇ ̄)

スターターセットにリバース0.6か、サンライズセットにND1000を追加するとどんなシーンも撮れてしまうような気がします!(ND400程度でもいいかも?)

まぁ重ねるほどどんなに良いフィルターであっても解像度等写真に悪影響を与えるので、1枚で減光できるに越したことはないので、完璧を求めるならパーパスの0.9(ND8)とソフト0.9とハード0.9などそれぞれに合わせたフィルターを用意するに越したことないとは思います。(とはいえ重ねての悪影響よりフィルターなしで現像でシャドウを持ち上げたりする方が悪影響度大きいと思いますが)

他のセットより安い

初めて角形フィルターを導入する人に取って、何が必要でさらにはどれくらい減光効果必要かってイメージつきづらいと思います!

セットになっているものが自分の欲しいもの全部入りであればお得に購入できますが、買ってみたもののこのフィルター全然使ってないなぁとなるとその分もったいなくなります。

無理していきなり揃えるよりも、スターターセットで試してみて不足を確認してから必要なものを購入する方が無駄になるフィルターがない分お得だと思うんですよね!

そして、スターターセットは他のセットと比べると安価なので、(フィルターが最低限のため)追加前提で何を追加すべきかの指標としてもってこいのセットだと思います!

適切なハーフNDの選び方

初めてのハーフND使う時、どれだけ露出差があるかわからずにどの濃度のNDフィルターを使えばいいのか、気になる方も多いと思います!

ちょっと薄いくらいがレタッチは必要ですがいじる幅が少ないので画質をそこまで悪くせずに仕上げることができるかもしれませんが、できればその場でほぼ露出差がない完成形を目指したいですよね??

そんなとき、Lightroomで露光量と線形フィルターで空を覆って露光量を弄ってみてください。

(DPPなどの他の現像ソフトでも露光量と線形フィルターが弄れるものであればできると思います)

太陽が画角に入っていない時

まずは太陽が画角内にない時の日の出撮影で試してみました。

三国峠の雲海

Camera:Canon EOS R5 Lens:RF28-70mm F2L USM
焦点距離:28㎜ F値:F8 シャッタースピード:1/50 ISO:100

こちらですが、撮影時は空の露出を0.5EV程高めに撮っておき、地面のシャドウ側を持ち上げてもストレスが少ないように撮影しました。

実際に地面を適正露出にするために全体をプラス1.5EVで明るくし、線形フィルターを空ちょっと下くらいからハードグラデーションくらいかな?の範囲で掛け、空が良い具合になるまでEVを下げてみたところ、−2EV程だったのでND4でいい具合になることがわかりました。

太陽が画角に入る場合

次は同じ時に太陽を入れての日の出で試してみました。

三国峠の日の出

Camera:Canon EOS R5 Lens:RF28-70mm F2L USM
焦点距離:28㎜ F値:F8 シャッタースピード:1/400 ISO:100

こちらは太陽があるので、そっちに露出をなるべく合わせようとかなり暗めに撮ってます!

まぁ暗くしすぎたのでちゃんと現像しなかったやつですが笑

こちらを5EV持ち上げて、山の真ん中くらいのところから線形フィルターで空を暗くしてますが、その際の減光量は−3.5EVです。

ND12なんてないので、ND8で地面のシャドウを持ち上げるも良し、地面もう少し明るくしてHDRのような絵にしたいとなるとND16や32もアリかもしれません。

さらにはND6とND4の掛け合わせでND24相当、もしくはパーパスのソフト側使えばその中間も出せるので、2枚かけるならND4のリバースあたりあれば良さそうです。

実際の露出差がどれだけあるのかはこれで調べることができそうです!

このやり方は思いつきなので実際とは差があるとは思いますし、ソフトだとグラデーション幅を大きくとらないといけないので、誤差が大きくなると思います。

ハードをイメージしてやってみるのが良いのかなと思います。

角形フィルターの扱い

円形フィルターよりも角形フィルターはより丁寧な扱いが必要だと思います。

そもそもガラスが大きく重たいことから、落とすとほぼ傷つくこと確定でしょうσ(^_^;)

また、サイズの大きさからカメラザックなどのポケットに入れるにしてもホルダーと一緒とか他のアクセサリー類と一緒ってなんか怖い( ̄O ̄;)

なので、フィルターケースを別で用意して、丁寧な扱いをした方が良いような気がします(初めての角形フィルターなので神経質になっているだけかも?笑)

マルミ のフィルターケース

Camera :iPhone13Pro

私が買ったのはKANIではなく、MARUMIのフィルターケースです。

このケースの良いところがカラビナで引っ掛けれるところ!

これがあることで、ザックに引っ掛けても良し!ズボンのベルト穴に引っ掛けるも良しで持ち運びがスマートになります?笑

実際ズボンのベルト穴に引っ掛けて歩いて使う時にフィルターを出してと作業しましたが、常に手が届く位置にケースがあるのですごく作業がしやすかった!

そして、肩掛けできるようなベルトもあるので、それを使えば肩掛けもできる代物で、持ち運びに関しては全く不満ありません!

そしてフィルターを入れるスペースにはフェルト?フリース?のような記事に緩衝材のようなもので保護されており、ちょっとやそっとの衝撃は余裕で受け流してくれそうだし、ケースごと落としても多分フィルターが割れるようなことはないと思います!

他にも色々ありますが、良さそう思って現物見て買えたのがこれだけだったので買ってきました笑

まとめ

初めての角形フィルターですが、選び方からメーカーの特徴、私がKANIを選んだ理由が少しでも伝わりましたでしょうか?

さらにはどんなフィルターを使えばいいかなども参考になれば幸いです( ̄∇ ̄)

結構しっかり考えて導入した新たな相棒のKANIフィルターでいろいろ撮影してきましたが、なんかこの記事長くなりすぎてたので、撮影した作例などはまた後日で笑

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